周辺観光

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山梨でおすすめの渓谷で美しい景色に癒される旅プラン

山梨の自然を楽しみたい方の中には、「山梨の渓谷を見に行ってみたいけれど、どこに行くのがいいの?」と疑問を持たれている方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、山梨でおすすめの渓谷を5つ紹介します。特別な装備なしで手軽に自然を満喫できる渓谷から、本格的な登山をしながら楽しむ渓谷まで紹介しますのでぜひ参考にしてください。

非日常を手軽に味わえる猿橋と渓谷

山梨県大月市では、猿橋駅から徒歩20分ほど歩くと桂川の深い渓谷を目にすることができます。「渓谷を見て自然を味わいたいけれど、登山はハードルが高い」という方におすすめです。

おすすめポイント

桂川の渓谷は、遊歩道が整備されており、本格的な登山装備がなくても観光気分で楽しめます。
渓谷にかかる猿橋は、珍しい構造で作られた日本三奇橋のひとつです。猿橋の下には渓谷が広がり、四季折々の景色と猿橋との調和を楽しめます。
渓谷をさらに楽しむなら遊覧船の体験もおすすめです。ボートに乗って水上から、渓谷の美しさを眺められます。ご興味のある方はぜひ「山梨アウトドアプロジェクト」からチェックしてみてください。

アクセスと注意点

遊歩道は急な階段や滑りやすい場所もあるため、ヒールや革靴などは避けて、すべりにくく歩きやすい靴で訪問しましょう。
猿橋のすぐそばにある専用駐車場では、普通車10台・バス7台が駐車可能です。紅葉のシーズンには混雑するため、公共交通機関のご利用がおすすめです。
住所:山梨県大月市猿橋街猿橋
アクセス:【電車】JR猿橋駅から徒歩20分【車】大月I.C.から20分

モデルコース

①11:00 JR猿橋駅 →②11:30 猿橋見学 →③12:00 猿橋大黒屋ランチ→④13:00 猿橋下の渓谷散策→帰路
都心から日帰りでも楽しめるコースです。桂川沿いには整備された遊歩道があり、川へ降りられる場所もあります。岩場や滑りやすい箇所もあるため注意してすすみましょう。

日本一の渓谷美に選ばれた昇仙峡

昇仙峡は「日本一の渓谷美」に選ばれた人気の観光スポットです。飲食店やトイレなども整備されて観光しやすいにもかかわらず、自然を満喫できるおすすめスポットです。
おすすめポイント
昇仙峡のおすすめポイントは、高さ30mの仙娥滝や、石門、覚円峰などの自然景観の美しさです。
仙娥滝から少し歩くと飲食店やお土産屋などが並ぶ道があります。お子さまと一緒に渓谷を見たいという方にもおすすめです。
「本格的なハイキングもできる!」という方には、板敷渓谷まで足を伸ばすのもおすすめです。勾配があり、岩場などを歩くため体力と装備が必要なコースですが、まさに秘境という雰囲気を味わえる穴場スポットです。

アクセスと注意点

昇仙峡に行かれる方へ、2つ注意点があります。
①渓谷側を通る道路が5/1~11/30は交通規制があります。カーナビを設定する場合は近くの駐車場を設定し通行止めの区間を避けるようにしましょう。
渓谷道路:車両通行止め(5/1~11/30の土日日)、平日は登り一方通行
渓谷道路一部区間:(7/1~11/30の日・祭日)10時~15時まで車両通行止め区間有り
遊歩道:車両通行不可能
②観光シーズンや週末は混雑することです。落ち着いて楽しみたい方は早朝や平日の利用がおすすめです。
アクセス:【電車】JR甲府駅からバス「昇仙口」「グリーンライン」「滝上」
【車】甲府昭和I.C.から約600分

モデルコース

①10:00 県営駐車場→②10:15 覚円峰→③10:30 石門→④10:40 仙娥滝→⑤11:00 昇仙峡ロープウェイ周辺(滝上エリア)
遊歩道を歩くコースです。整備されているため比較的歩きやすいですが、落ち葉が多い場所や滑りやすい場所があるため注意しましょう。ロープウェイ周辺には飲食店や土産屋などがあります。

都心からもアクセスしやすい西沢渓谷

西沢渓谷は、秩父多摩甲斐国立公園内にある山梨を代表する渓谷のひとつです。七ツ釜五段の滝のエメラルドグリーンに輝く淵の美しさは、間近で見ていただきたい景色です。

おすすめポイント

西沢渓谷は、公共交通機関を利用してアクセスしやすい点がおすすめできるポイントのひとつです。山梨市駅からバス1本で行けるので、車がない方や観光の方にもおすすめです。
特に新緑の季節と紅葉シーズンは、ここでしか見られない自然の美しさに出会えます。
渓谷沿いに整備された遊歩道は、定期的に整備や清掃が行われ比較的歩きやすくなっています。とはいえ、西沢渓谷のみどころを周遊する場合は、本格的なハイキングコースになるので達成感も感じられるでしょう。

アクセスと注意点

渓谷沿いの遊歩道は道が狭くなっているためすれ違い時や、濡れて滑りやすい箇所には注意しましょう。歩きやすい登山靴やトレッキングシューズが必要です。道中には、高所を通る箇所もあり滑落する可能性があるため注意して歩きましょう。
アクセス:【電車】JR山梨市駅から市営バス「西沢渓谷入口」下車【車】国道140号

モデルコース

①西沢渓入り口→②二俣吊橋→③三重の滝→④竜神の滝→⑤母胎淵→⑥七ツ釜五段の滝→⑦大久保沢→⑧西沢渓谷入り口
西沢渓谷の見どころを回る本格的なハイキングコースで、一周にかかる目安時間は約3時間30分です。
西沢渓谷の渓谷道は道幅が狭いため、一方通行がルールづけられています。案内板に従って反時計回りに進むと良いでしょう。
11月末~4月末頃までは閉鎖されますので、山梨県の公式サイトをチェックしてください。

遊歩道の散策も楽しい川俣川渓谷

川俣川渓谷は清里エリアにある、深い渓谷と原生林の美しい穴場スポットです。渓谷沿いには遊歩道が整備されておりトレッキングにも最適です。

おすすめポイント

川俣川に沿って整備された遊歩道を通れば、見どころである仙娥滝や東沢大橋まで歩けます。
しっかりトレッキングで自然を満喫したい方は、吐竜の滝~東沢大橋まで川沿いを歩くのがおすすめです。手軽に楽しみたい方は、吐竜の滝を見に行ってみるのがおすすめです。滝を間近に感じられるので癒やされること間違いなしです。
全部歩くのはしんどいけど、見どころはおさえたい、という方には清里ピクニックバスの利用がおすすめです。期間限定での運行ですが、吐竜の滝、清里駅から観光施設の清泉寮を通って東沢大橋まで行けます。詳しい運行状況はこちらをチェックしてみてください。

アクセスと注意点

自然が守られた遊歩道で、落ち葉が多い場所や濡れた岩場を通ります。長袖長ズボンを着用し、すべりにくいスニーカーや取れキングシューズで訪問するのがおすすめです。軽食や飲み物を準備していきましょう。
アクセス:
◎東沢大橋駐車場【電車】JR甲斐大泉駅または清里駅から車で10分【車】長坂I.C.または小淵沢I.C.から約25分
◎吐竜の滝駐車場【電車】JR甲斐大泉駅または清里駅から車で10分【車】長坂I.Cから約20分(駐車場から徒歩15分)

モデルコース

①吐竜の滝→②清泉寮→③東沢大橋
遊歩道を歩くコースで片道約2時間30分です。車で最寄りの駐車場まで行かれる場合は、往復するとかなりきついルートとなります。吐竜の滝駐車場からスタートし、東沢大橋に到着したら清里ピクニックバス(期間限定)を使って吐竜の滝へ戻ってくる、もしくは清泉寮当たりから折り返すのがいいでしょう。
 

チャレンジする価値ありの尾白川渓谷

尾白川渓谷は、南アルプス甲斐駒ヶ岳を源流とする渓谷です。「日本名水百選」にも選ばれた清らかな水と、花崗岩の岩肌と森林の調和が美しい絶景のスポットです。

おすすめポイント

渓谷内には、見どころが数多く点在しており、歩く度に新しい景色に出会えます。
【渓谷内の見どころ】
  • 千ヶ淵
  • 旭滝
  • 百合ヶ淵
  • 神蛇滝
  • 不動滝 など
  • 特に千ヶ淵のエメラルドグリーンに輝く淵は、多くの観光客を魅了しています。 千ヶ淵以降のルートは本格的な登山ルートになります。岩場や傾斜のきつい箇所もありますが、達成感は格別です。登山経験者の方はぜひチャレンジしてみてください。

アクセスと注意点

渓谷内、千ヶ淵から先のコースは本格的な登山道です。登山靴やヘルメットなど十分な装備を用意して進んでください。
また、滑落や転落の危険性もあるため、十分な経験と体力が必要です。お子さま連れの方や、登山になれていない方は千ヶ淵までの散策にとどめておきましょう。
渓谷道は12月中旬~4月中旬まで閉鎖しています。詳しくは北杜市のHPをチェックしてください。
アクセス:【電車】JR長坂駅、小淵沢駅、日野春駅からタクシーで30分※最寄り駅からタクシー利用がおすすめ
【車】須玉I.C.から車で30分

渓谷へ行くときの服装や注意点

渓谷を安全に楽しむための服装と持ち物

桂川の渓谷や昇仙峡などを散策する程度でしたら、歩きやすい靴などを選べば比較的どのような服装でも問題ありません。気温の変化は大きいので、暑さ・寒さ対策は必要です。
しっかり山道を歩く場合は、トレッキングや登山用の服装と持ち物が必要です。動きやすい長袖長ズボンを着用し、肌の露出は控えましょう。山に入る場合、昇仙峡などの観光地でも電波が届かない可能性があるので、念のため地図を持って行くと安心です。
【持ち物】
  • 飲み物
  • 軽食
  • 救急用品
  • 懐中電灯
  • 地図
  • コンパス
  • 携帯のバッテリー
  • 熊鈴 など

渓谷に行くときの注意点

観光スポットとして人気とはいえ、自然の豊かな場所がほとんどです。天候の急変に注意し、雷雨の予報がある場合は中止する判断も重要です。
また岩場や濡れた場所では転倒や滑落の危険があります。1人での入山は避け、慎重な行動を心がけましょう。野生動物と遭遇する可能性も考慮し、熊鈴や救急セットは常備しておくのがおすすめです。

山梨の自然にエネルギーをもらってリフレッシュ

山梨の美しい渓谷は、日々の喧噪から離れて心身をリフレッシュするのに最適です。
今回ご紹介した5つの渓谷はそれぞれ異なる魅力を持っています。初心者の方は、猿橋や昇仙峡からはじめて、徐々に西沢渓谷や川俣川渓谷にチャレンジし、最終的には尾白川渓谷の本格的な渓谷美を楽しむというアプローチもおすすめです。
自分の体力と経験にあった場所、コースを選び、安全を確保しながら自然を楽しみましょう。

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